おさだ‐あらた【長田新】
[1887〜1961]教育学者。長野の生まれ。広島文理大学長。日本教育学会を創設。ペスタロッチ研究に業績を残す。被爆した広島の子供の手記「原爆の子」を編集し、平和運動に献身。著「ペスタロッチ伝」...
おんなのいっしょう【女の一生】
《原題、(フランス)Une Vie》モーパッサンの長編小説。1883年刊。純真な女主人公ジャンヌの結婚生活にかけた夢が、夫の裏切り、息子の放蕩(ほうとう)によって打ち砕かれていく幻滅の一生を描...
きょう‐いそん【共依存】
《「きょういぞん」とも》依存症の一。特定の人間関係に依存する状態。自己の存在意義を認めてもらおうとして過剰な献身をくり返すなどの行為がみられる。DV(ドメスティックバイオレンス)を受けた女性が、...
こきゅうわすれうべき【故旧忘れ得べき】
高見順の小説。昭和11年(1936)刊。大正末期から昭和初期に左翼運動に献身した学生たちが、10年後に虚無と退廃に落ち込む姿を描く。
し‐し【志士】
高い志を持った人。国家・社会のために献身しようとする人。「勤王の—」
し‐と【使徒】
1 福音を伝えるためにイエス=キリストによって最初に選ばれた12人の弟子。ペテロ(シモン)・アンデレ・ヤコブ・ヨハネ・ピリポ・バルトロマイ・トマス・マタイ・アルパヨの子ヤコブ・タダイ・熱心党のシ...
しゅんきんしょう【春琴抄】
谷崎潤一郎の小説。昭和8年(1933)発表。美貌(びぼう)で盲目の琴三弦師匠、春琴に仕える弟子の佐助の愛と献身を描く。
しん【身】
[音]シン(呉)(漢) [訓]み みずから [学習漢字]3年 〈シン〉 1 人のからだ。「身体・身長/護身・焼身・心身・全身・長身・病身・満身・裸身」 2 自分。わがみ。「献身・自身・修身」 ...
ジェルミニー‐ラセルトゥー【(フランス)Germinie Lacerteux】
ゴンクール兄弟の小説。1865年刊。兄弟の家にいた実在の女中をモデルに、女主人に献身的に仕えながらも性悪な男に貢いで転落していく女中の姿を冷徹な筆致で描き、自然主義小説の先駆となった。
だいり‐ミュンヒハウゼンしょうこうぐん【代理ミュンヒハウゼン症候群】
《Münchausen syndrome by proxy》ミュンヒハウゼン症候群の病態の一つ。他人の同情を引くため、自らの保護下にある子供や高齢者などをひそかに虐待し、その看護・介護に献身する...