なお‐なお【尚尚/猶猶】
《「なお」を重ねて強めた語》 [副] 1 ますます。さらに。「—努力が求められる」 2 まだやはり。依然として。「—も康頼を恋しと思しめされん時は」〈延慶本平家・一末〉 [接]手紙文などの最...
なおなお‐がき【尚尚書(き)】
手紙で、本文のあとに書き添える文。「尚々」の語で書き始めるところからいう。追而(おって)書き。二伸。追伸。
ゆう【猶】
[常用漢字] [音]ユウ(イウ)(漢) [訓]なお 1 ぐずぐずしてためらう。「猶予」 2 さながら…のようだ。「猶子」 [名のり]さね・より [難読]猶太(ユダヤ)
ゆう‐し【猶子】
1 兄弟の子。甥(おい)。姪(めい)。 2 兄弟・親類または他人の子を自分の子としたもの。義子。養子。
ゆうし‐せつ【猶子説】
キリストは本来人間であって聖霊によって神の子とされたという異端説。古代から説かれたが、8世紀、スペインのエリパンドスとフェリクスが唱えて排斥された。養子論。
ゆうぞん‐しゃ【猶存社】
大正8年(1919)大川周明・満川亀太郎・北一輝らが結成した右翼団体。日本帝国の改造とアジア民族の解放を掲げたが、北と大川の対立から同12年に解散。
ゆう‐よ【猶予】
[名](スル) 1 ぐずぐず引き延ばして、決定・実行しないこと。「もはや一刻の—も許されない」「—している場合ではない」 2 実行の日時を延ばすこと。「返済を一か月間—する」「執行—」
ユダヤ【(ラテン)Judaea】
パレスチナ南部、エルサレムを中心としたユダ王国の地。また、バビロンに捕囚となったユダヤ人が前538年に帰還したその地。ユダヤ教を信仰し、世界各地に散らばっているその民族をもいう。→バビロン捕囚 ...