さる‐の‐いきぎも【猿の生き肝】
世界的に流布している説話の一。病気を治す妙薬といわれる猿の生き肝をとりに竜王から遣わされた海月(くらげ)が、猿をだまして連れ帰る途中で逃げられ、その罰として打たれて骨なしになったという話。
さるのおうさまをめざめさせるためのファンファーレ【猿の王様を目覚めさせるためのファンファーレ】
《原題、(フランス)Sonnerie pour réveiller le bon gros roi des singes》サティのトランペットによる二重奏曲。1921年作曲。正式名称は「いつも片...
さる‐の‐こしかけ【猿の腰掛/胡孫眼】
サルノコシカケ型とよばれる扇形のキノコの総称。一般に多年生。木質で、樹幹に寄生し、半円形の卓状に広がり、木を腐らせる。乾いたものは非常に堅い。観賞用・細工品・薬用などに利用され、種類が多い。カイ...
猿(さる)の尻笑(しりわら)い
《猿が自分の尻の赤いのがわからず、他の猿の尻を笑う意から》自分の欠点に気がつかずに、他人の欠点をばかにして笑うことのたとえ。
猿(さる)の人真似(ひとまね)
しっかりした考えもなしに人のまねをすることをあざけっていう言葉。
さる‐のぼり【猿幟】
括(くく)り猿をつけたのぼり。祭礼のときなどに立てた。
さる‐はし【猿橋】
日本三奇橋の一。山梨県大月市の桂川に架かる橋脚のない木橋で、両岸から突き出した刎木(はねぎ)の上に築かれ、藤づるにつかまって川を渡る猿を見て考案したものと伝えられる。えんきょう。 がある町...
さるはし‐しょう【猿橋賞】
すぐれた女性科学者に与えられる賞。猿橋勝子により創設。「女性科学者に明るい未来をの会」が年に一度、自然科学分野において顕著な業績を収めた女性科学者に授与する。第1回は昭和56年(1981)で、受...
さる‐はむし【猿葉虫/猿金花虫】
甲虫目ハムシ科のサルハムシ亜科などの昆虫の総称。体はずんぐりしている。ブドウの害虫アカガネサルハムシ、杉の苗木を枯らすウスイロサルハムシなど。
さる‐ひき【猿引き/猿曳き】
「猿回し」に同じ。《季 新年》