ぎ‐ごく【疑獄】
1 政治問題化した大規模な贈収賄事件。 2 犯罪事実がはっきりせず、有罪か無罪か判決のしにくい裁判事件。
ぐれん‐じごく【紅蓮地獄】
仏語。八寒地獄の第七(鉢特摩(はどま))。ここに落ちた者は、寒さのために皮膚が破れて血が流れ、紅色の蓮の花のようになるという。
けんじゅ‐じごく【剣樹地獄】
⇒剣林処(けんりんしょ)
げ‐ごく【下獄】
[名](スル)牢に入って刑に服すること。
こうつう‐じごく【交通地獄】
1 交通量が異常に多く、何かのはずみで簡単に事故が発生しそうな状態をたとえていう語。 2 交通渋滞や通勤・通学時間帯の電車のひどい混雑などをたとえていう語。
こおり‐の‐じごく【氷の地獄】
⇒八寒地獄(はっかんじごく)
こくあん‐じごく【黒闇地獄】
阿鼻(あび)地獄に属する地獄の一。灯明や、父母・長上の物を盗んだ罪人が、その報いを受ける。黒闇。
こくじょう‐じごく【黒縄地獄】
八大地獄の第二。殺生と偸盗(ちゅうとう)を犯した者が落ちる所。熱鉄の縄で縛られ、熱鉄の斧(おの)で切り裂かれるという。
ごく【獄】
1 囚人を収容しておく所。ろうや。牢獄。「—につながれる」 2 裁判、または、判決。裁き。「善く法典を諳(そら)んじて、—を断ずる法律家」〈鴎外・舞姫〉
ごく【獄】
[常用漢字] [音]ゴク(呉) [訓]ひとや 1 罪人を閉じこめておく所。ろうや。「獄舎・獄吏/監獄・下獄・出獄・脱獄・典獄・投獄・牢獄(ろうごく)」 2 裁判。訴訟。「疑獄・大獄」 3 罪人が...