たまとり‐まつり【玉取祭】
福岡市箱崎町の筥崎(はこざき)宮の正月3日の祭り。木製の玉を裸になった大勢の若者が奪い合って豊年を占う行事。同様の行事が各地にある。玉せせり。
たま‐どこ【玉床】
ふしどの美称。「明日よりは我が—を打ち払ひ君と寝(い)ねずてひとりかもねむ」〈万・二〇五〇〉
たま‐どの【玉殿】
1 りっぱな御殿。 2 《稲荷神社の狐の像が宝の玉を持っているところから》狐のこと。「稲荷前をぶら付いて、かの—につままりゃせぬかの」〈浄・忠臣蔵〉
たま‐どめ【玉止め/玉留め】
裁縫で、縫い終わりの糸の端を布にとめるための結び方。→玉結び2
たまな【玉名】
熊本県北西部の市。菊池川の河港として発達。島原湾に面し、ノリの養殖やミカンの栽培などが盛ん。玉名温泉がある。平成17年(2005)10月、岱明(たいめい)町・横島町・天水町と合併。人口7.0万(...
たま‐な【玉菜/球菜】
キャベツの別名。
たま‐なえ【玉苗】
「早苗(さなえ)」に同じ。
たまな‐し【玉名市】
⇒玉名
たま‐なし【玉無し】
[名・形動]そのものがもつ、よさを失うこと。また、そのさま。だいなし。「ひとり息子を—にしたように歎いて」〈二葉亭・平凡〉
玉(たま)なす
1 玉のような形になっている。「—汗」 2 玉のように美しく立派である。「竹葉の一滴を—金盃に移し」〈浮・一代女・一〉