たま‐はがね【玉鋼】
砂鉄を原料に、たたら製鉄法によって造られた良質の鋼材。日本刀を作った。
たま‐はし【玉橋】
橋の美称。「上つ瀬に—渡し下つ瀬に舟浮けすゑ」〈万・一七六四〉
たま‐はやす【玉はやす】
[枕]「むこ」にかかる。語義・かかり方未詳。「—武庫(むこ)の渡りに天(あま)伝ふ日の暮れ行けば家をしそ思ふ」〈万・三八九五〉
たま‐ばはき【玉箒】
《「たまははき」とも》 1 玉の飾りをつけたほうき。正月の初子(はつね)の日に蚕室を掃くのに用いた。「初春の初子(ね)の今日の—手に取るからに揺らく玉の緒」〈万・四四九三〉 2 ほうきを作る草の...
たま‐ぶき【玉蕗】
キク科の多年草。山林に生え、高さ0.5〜1.5メートル。葉は大きく広卵形で、裏面は綿毛が密生し白みを帯びる。葉の付け根にむかごができる。晩秋、多数の白い花をつける。
たま‐ぶさ【玉総】
端を玉のように丸くしたふさ。
たま‐ぶち【玉縁】
1 美しい縁。また、きれいに縁どりしたもの。 2 布の裁ち目に別布をつけて細く縁どったもの。縫いしろの始末やボタンホールなどに用いる。パイピング。 3 ㋐西洋建築で、建物の隅に取り付ける、断面が...
たまぶち‐がさ【玉縁笠】
江戸時代、万治年間(1658〜1661)のころから流行した婦人用の一文字笠。縁が美しく編んであったところからの名という。
たま‐ぶりぶり【玉振り振り】
⇒ぶりぶり1
ぎょく‐へん【玉偏】
⇒たまへん(玉偏)