ずし‐おう【厨子王】
伝説上の人物。姉の安寿とともに人買い山椒太夫(さんしょうだゆう)に売られて酷使されるが脱出し、のち、敵を討つ。→山椒太夫
せい‐おう【聖王】
徳のすぐれた君主。聖主。
せいしゅう‐しんのう【世襲親王】
明治維新前、天皇の兄弟とか皇子とかでない皇族で親王の称を世襲することが許されていた宮家。江戸時代では伏見宮・桂宮・有栖川宮・閑院宮家がある。
せん‐おう【僭王】
身分を越えて王を名乗ること。また、その者。
せん‐おう【先王】
《連声(れんじょう)で「せんのう」とも》 1 先代の王。 2 昔のすぐれた君主。
せん‐のう【先王】
「せんおう」の連声(れんじょう)。
そ‐おう【素王】
王の位はないが、王の徳を備えている人。儒家では孔子、道家では老子をいう。
そん‐のう【孫王】
《「そんおう」の連声(れんじょう)》天子の孫。帝王の孫。そおう。
そん‐おう【尊王/尊皇】
⇒そんのう(尊王)
そん‐のう【尊王/尊皇】
《「そんおう」の連声(れんじょう)》朝廷を尊ぶこと。勤王。