りじん‐しょう【離人症】
神経症や統合失調症などに現れる異常心理の症状の一つで、自分自身の思考や行動・身体・外界に対して現実感を喪失したり疎外感をいだいたりする意識体験。過労時には健康な人にも現れることがある。
り‐めん【裏面/裡面】
1 物の裏側の面。「—に住所氏名を記す」⇔表面。 2 物事の外部に現れない部分。世間に知られていない部分。内幕。「政界の—に通じる」⇔表面。
りもつ‐の‐すいじゃく【利物の垂迹】
仏語。仏・菩薩(ぼさつ)が衆生を救うために種々の姿をとって現れること。
りゅうき‐さんごしょう【隆起珊瑚礁】
陸地の相対的隆起によって現れた珊瑚礁。琉球諸島などにある。
りゅうこつ‐ざ【竜骨座】
南天の星座の一。3月下旬の午後8時ごろ、南の地平線上に一部が現れる。アルゴ座を4分割した一。α(アルファ)星のカノープスは光度マイナス0.7等で、シリウスに次ぎ全天第2の輝星。学名(ラテン)Ca...
りゅうせい‐う【流星雨】
流星群のうち、特に流星の出現数が著しく多いもの。1時間に数千から数万個もの流星が現れることがある。 [補説]書名別項。→流星雨
りゅうせい‐ぐん【流星群】
毎年ほぼ決まった時期に、多数の流星が天球上のある一点から四方に飛び出すように現れる現象。彗星(すいせい)が崩壊して生じた流星物質が太陽の周りを公転しており、地球がその軌道を横切るときに見られると...
リュードベリ‐ていすう【リュードベリ定数】
《Rydberg constant》原子スペクトルの波長を与える式の中に現れる定数。デンマークの理論物理学者ボーアの原子構造論より理論的に導かれ、その計算値が実験値と一致したことによって量子論が...
りょうし‐えきたい【量子液体】
量子効果が顕著に現れる液体。超流動が見られる液体ヘリウムをはじめ、ボースアインシュタイン統計やフェルミディラック統計に従う粒子からなる液体、または液体と見なせる粒子系を指す。
りょうし‐こうか【量子効果】
量子力学に特有の効果。エネルギーのような基礎的な物理量がとびとびの値を取ること、確定的な値ではなく確率的な値を取ること、波のような性質をもち、重ね合わせの原理に従うことが挙げられる。具体的にはト...