あい‐がめ【藍甕】
染料の藍汁をためておくかめ。藍壺(あいつぼ)。
かめ【瓶/甕】
1 古代から物入れ・貯蔵・煮炊きなどに使った底深く口径の広い土製・陶磁製や金属製の容器。 2 酒を杯につぐ細長い器。瓶子(へいじ)。とくり。「—に酒入れて盃に添へて」〈後拾遺・雑五・詞書〉
こつ‐がめ【骨瓶】
火葬にした死者の遺骨を納めるかめ。こつつぼ。
こわれがめ【こわれ甕】
《原題、(ドイツ)Der zerbrochene Krug》クライストの戯曲。一幕。1808年初演。甕を壊した村長がみずから事件を裁くはめになり、罪を他人に着せようとするが、悪事が露見する。近代...
さか‐がめ【酒甕】
酒を貯蔵するかめ。さけがめ。
さら‐け【浅甕/瓼】
《「さらげ」とも》底が浅く平たいかめ。水を入れて運んだり、酒をつくったりするのに用いる。「—に醸(か)める酒(おほみき)」〈顕宗紀〉
す‐がめ【素瓶】
素焼きのかめ。
すずり‐がめ【硯瓶】
硯に注ぐ水を入れておくかめ。すみすりがめ。
たしらか【甕】
水を入れる土製素焼きのうつわ。大嘗会(だいじょうえ)のときなどに天皇の手水(ちょうず)の水を入れる。
て‐がめ【手瓶】
取っ手のついているかめ。