ひ‐りょう【肥料】
作物の生育をよくするため、土壌などに施す物質。欠乏しやすく、施したときの効果の大きい窒素(ちっそ)・燐(りん)・カリウムを肥料の3要素という。有機肥料と無機肥料とに大別される。
びこうきせい‐さいきん【微好気性細菌】
酸素の濃度が空気より低い環境で生育する細菌。ピロリ菌など。
びりょう‐ようそ【微量養素/微量要素】
1 植物の生育にとって、微量でよいが不可欠の元素。鉄・亜鉛・マンガン・銅・硼素(ほうそ)・モリブデンなど。微量元素。 2 動物の成長や生命維持に微量で作用する不可欠の栄養素。ビタミンなど。
ふくごう‐ひりょう【複合肥料】
植物の生育に必須の窒素、燐酸(りんさん)、カリウムのうち2成分以上を含有する肥料の総称。配合肥料や化成肥料などに分けられる。→単肥 [補説]主成分が動植物質に由来する肥料は有機肥料に分類され、複...
ふくろ‐かけ【袋掛(け)】
生育期のリンゴ・ナシ・ブドウなどの果実に、病虫害を防いだり外観をよくしたりするため、紙袋などをかぶせること。《季 夏》
ふしょくえいよう‐こ【腐植栄養湖】
湖沼型の一。多量の腐植質を含み、水色が褐色を帯びるもの。腐植質が栄養塩類を吸着し、プランクトンの生育を妨げる。高山や高緯度地方に多い。
ふゆ‐さく【冬作】
冬の間に生育し、春から初夏にかけて収穫する作物。麦・アブラナなど。冬作物。
ふよう‐しょくぶつ【浮葉植物】
水生植物の一。葉が水面に浮かび、根は水底の土中に固着しているもの。浅い池・沼・川・湖などに生育し、水面葉と形の異なる水中葉をもつものもある。ヒシ・ヒツジグサなど。
ふんせい‐きんるい【糞生菌類】
動物の糞の上に特異的に生育する菌類の総称。さまざまな分類群からなる。その生活史から、動物に草などとともに食べられて糞として排出されたのちに胞子が発芽する内生糞生菌と、放置された糞に飛来・付着して...
ぶぶんてききんじゅうぞく‐えいようしょくぶつ【部分的菌従属栄養植物】
菌類に寄生し、部分的に栄養を得ている植物の総称。自ら光合成を行い、緑色植物にも見えるが、菌類からの栄養が無いと生育できない。キンランやギンランが知られる。混合栄養植物。→菌従属栄養植物