こうざん‐しょくぶつ【高山植物】
主に高山帯に生育する植物。小形の多年生草木や小低木が多く、地下部が発達し、花は鮮やかな色彩をもつ。生長期間が短いので花が一斉に咲き、お花畑ができる。コケモモ・チングルマ・イワオウギなど。
こうねつ‐きん【好熱菌】
高温環境を好む細菌。一般にセ氏55度以上の高温を指す。そのうち至適生育温度が80度以上の場合は超好熱菌と呼ばれる。高温菌。好熱性細菌。
こうぼく‐げんかい【高木限界】
高木の生育が不可能となる限界線。高山や高緯度地方にみられる。樹木限界。喬木(きょうぼく)限界。
こうぼく‐たい【高木帯】
植物の垂直分布帯の一。高木が主となって生育している区域。本州中部地方では標高約2500メートル以下にみられる。喬木(きょうぼく)帯。
こえ‐ぎれ【肥切れ】
作物の成熟期に、肥料が欠乏し生育状態が悪くなること。
こきゅう‐こん【呼吸根】
植物の根で、空中に出て呼吸をしているもの。酸素の乏しい泥中や水中に生育する植物にみられ、通気組織などの構造をもつ。ミズキンバイやマングローブなどに発達する。
こくさい‐せいかつきのうぶんるい【国際生活機能分類】
人間の健康状態の分類法としてWHO(世界保健機関)により採択された医療基準。生活機能を「心身機能・身体構造(生命維持レベル)」「活動(日常生活レベル)」「参加(社会・人生レベル)」に分け、生育歴...
こ‐さいきん【古細菌】
《archaea》生物の分類の一つ。従来原核生物とされていた生物は真正細菌と古細菌に分けられ、真核生物と合わせて、全生物は大きく三つに分類される。古細菌の多くは極端な環境を好み、塩分濃度が高い環...
こ‐しょう【湖沼】
みずうみとぬま。陸地に囲まれたくぼ地にできる静止した水塊。湖沼学では、深くて沿岸植物の侵入しないものを湖、浅くて沈水植物の生育するものを沼という。
こんちゅう‐せいちょうせいぎょざい【昆虫成長制御剤】
昆虫の生育上重要な、脱皮や羽化を阻害する薬剤。ホルモンの分泌に異常をもたらしたり、キチンの合成を阻害したりする薬効成分を含む。脱皮阻害剤。脱皮促進剤。IGR剤。