なま‐やき【生焼(き)】
1 なまの部分がいくぶん残る程度に焼くこと。また、そのもの。 2 刃物の焼きの不十分なこと。また、その刃物。なまくら。
なま‐やけ【生焼け】
十分に焼けていないこと。また、そのもの。「肉はまだ—だ」
なま‐やさい【生野菜】
煮たりいためたりしていない野菜。
なま‐やさし・い【生優しい】
[形][文]なまやさ・し[シク]中途半端にやさしい。「今ここで君らが—・い心を出して見たまえ」〈藤村・家〉
なま‐やさし・い【生易しい】
[形][文]なまやさ・し[シク]簡単である。たやすい。下に打消しの語を伴って用いる。「思ったほど—・い仕事ではない」
なま‐やつはし【生八つ橋】
八つ橋2のうち、焼いていないもの。
なま‐ゆうぐれ【生夕暮れ】
夕暮れに間近いころ。たそがれ。「—になりにけり」〈平中・三六〉
なま‐ゆか・し【生懐し】
[形シク]なんとなく慕わしい。「京の—・しうなりゆけるに」〈平中・三六〉
なま‐ゆで【生茹で】
ゆで方が不十分であること。また、そのもの。
なま‐よい【生酔い】
《「なまえい」の音変化》酒に少し酔うこと。また転じて、相当に酔っていること。また、その人。酔っぱらい。