きたぎ‐いし【北木石】
岡山県笠岡市の、瀬戸内海に浮かぶ北木島などから産する花崗岩(かこうがん)の石材。淡紅色や白色。建築や墓石に用いられる。
きたやま‐すぎ【北山杉】
京都市北部から産する杉。磨き丸太として、室町時代から茶室や数寄屋に重用された。現代では高級建築材として床柱などに用いる。
きつりん【吉林】
中国東北地方の省。省都、長春。大豆・コーリャン・小麦などを産する。林業も盛ん。チーリン。
中国吉林省の都市。松花江上流にある河港都市。木材の集散地で、化学・機械などの工業も盛ん。人口、行政区...
きぬ‐うんも【絹雲母】
微細な鱗片(りんぺん)状の白雲母。絹雲母片岩の主要構成鉱物。粘土鉱物として産する場合は強い絹糸光沢がある。良質のものは陶土に使用。セリサイト。
キャスパー【Casper】
米国ワイオミング州中東部の都市。ノースプラット川沿いに位置し、南にキャスパー山がそびえる。オレゴン街道沿い19世紀末に油田が発見され、石油産業の中心地として発展。石炭、ウラン鉱も産する。周辺では...
キャット‐とう【キャット島】
《Cat Island》西インド諸島北部、バハマ諸島中央部に位置する島。バハマ領。肥沃な地で、ココナツ、サイザル麻などを産する。観光・保養地としても人気がある。長い間、コロンブスが新世界で最初に...
きょうと【京都】
近畿地方中部から北部に位置する府。もとの山城国・丹後国の全域と丹波国の大部分にあたる。人口263.7万(2010)。
京都府南部の市。府庁所在地。指定都市。国際文化観光都市に指定され、古都保...
強弩(きょうど)の末(すえ)魯縞(ろこう)に入(い)る能(あた)わず
《「漢書」韓安国伝から》強い弓で射た矢も、最後にはその勢いが衰えて、魯で産する薄絹さえも射通すことができない。強いものも、衰えてしまっては何事もできなくなることのたとえ。
京(きょう)の着倒(きだお)れ
京都の人は、破産するほど衣服にお金をかけるということ。「大阪の食い倒れ」に対していう。
きょう‐やき【京焼】
桃山時代以降、京都に産する陶磁器の総称。江戸初期、野々村仁清(ののむらにんせい)らによって完成された。