た‐ぐさ【田草】
田の中に生える雑草。田の草。
たぐさ‐づき【田草月】
陰暦5月の異称。
た‐ぐち【田口】
田の水の取り入れ口。水口(みなくち)。
た‐ぐつ【田沓】
イノシシの皮などで作ったくつ。田畑の作業に用いた。
た‐ぐろ【田畔】
田のくろ。あぜ。
た‐げた【田下駄】
水田の作業時に使用する木製・大形の履物。深田にはまらないためにはくものと、代(しろ)踏みに使われるものとがある。《季 夏》
た‐げり【田鳧/田計里】
チドリ科の鳥。全長32センチくらい。後頭部に長い冠羽があり、上面は金属光沢のある緑色で、胸が黒く、腹は白い。アジア・ヨーロッパに分布し、日本には主に冬鳥として田の刈り跡などに渡来。たどり。《季 冬》
た‐ご【田子】
田を耕作する人。農民。「白い股引に藁草履(わらぞうり)を穿いた—そのままの恰好して」〈嘉村・途上〉
たごくら‐こ【田子倉湖】
福島県西部、只見(ただみ)川上流にある人造湖。田子倉ダムの完成でできた。面積10平方キロメートル、湖面標高510メートル、水深52メートル。湖の名は水没した田子倉集落の名にちなむ。越後三山只見国...
たごくら‐ダム【田子倉ダム】
福島県西部、只見(ただみ)川上流にあるダム。堤高145メートル。有効貯水量3億7000万立方メートル。ダム湖は田子倉湖。