たご‐さく【田吾作/田五作/田子作】
農民、または田舎の人をいやしめてよぶ語。
たごと‐の‐つき【田毎の月】
長野県更級(さらしな)郡冠着(かむりき)山(姨捨(おばすて)山)のふもとの、小さな水田の一つ一つに映る月。名月として知られる。たごとづき。→姨捨山
たご‐の‐うら【田子ノ浦】
静岡県富士市南部の海岸。古くは富士川河口以西をさした。富士山眺望の名所や白砂青松(はくしゃせいしょう)の地として知られる。[歌枕]「—ゆうち出でて見ればま白にそ富士の高嶺に雪は降りける」〈万・三一八〉
たごり‐ひめ【田心姫】
⇒田霧姫命(たきりびめのみこと)
たざわ‐おんせん【田沢温泉】
長野県小県(ちいさがた)郡青木村にある温泉。別所温泉の近くにある。泉質は硫黄泉。
たざわ‐こ【田沢湖】
秋田県中東部にあるカルデラ湖。面積25.5平方キロメートル。最大深度は423.4メートルで日本第1位。
たざわこ‐せん【田沢湖線】
盛岡から田沢湖を経て奥羽本線大曲(おおまがり)に至るJR線。昭和41年(1966)全通。全長75.6キロ。
た‐しぎ【田鷸】
シギ科の鳥。全長27センチくらい、茶褐色で斑紋があり、くちばしはまっすぐで長い。日本では旅鳥か冬鳥で、水田や湿地・河原などでみられる。《季 秋》
た‐しぶ【田渋】
田の水あか。
た‐しろ【田代】
田地。田。水田。