はつ‐ぜっく【初節句】
生まれた子が初めて迎える節句。女児は3月3日、男児は5月5日。はつのせっく。
はつ‐のぼり【初幟】
男児の初節句を祝って立てる幟。また、その祝い。《季 夏》「五女ありて後の男や—/子規」
はま‐ゆみ【破魔弓/浜弓】
1 破魔を射止めるための年占または遊戯用の弓。のち、男児への正月の贈り物ともなり、現在は神社で正月の縁起物として売る。《季 新年》「—や山びこつくる子のたむろ/蛇笏」 2 新築の家の上棟式に、鬼...
ぱあんとう
《「パーントゥ」と書く》沖縄県宮古島の行事。二つの地区で行われるが内容が異なる。島尻地区では旧暦9月に行われ、仮面をつけ全身に泥を塗った者が人や家屋に泥をつけて回り、災厄をはらう。上野野原地区は...
ひき‐はこ・ゆ【引きはこゆ】
[動ヤ下二]衣服の裾をたくし上げ、腰揚げをゆったりさせる。「—・えたる男児(をのこご)」〈枕・一四四〉 [補説]用例は能因本では「ひきはこへ」と、ハ行に活用している。
へこ‐いわい【褌祝(い)】
九州で、男女13歳前後に行う成年式。男児は褌(ふんどし)、女児は腰巻きを初めて着ける。ふんどし祝い。たふさぎ祝い。
ペルテス‐びょう【ペルテス病】
大腿骨(だいたいこつ)骨頭が壊死(えし)を起こし、扁平になる病気。腰の関節の痛み、跛行(はこう)などの症状がみられ、男児に多い。名はドイツの整形外科医ペルテス(G.C.Perthes)にちなむ。...
ぼう‐ず【坊主】
1 寺坊の主(あるじ)である僧。寺院で一坊を構えた僧をさしていった。 2 一般に、僧。室町時代以後に行われるようになった称。 3 髪の毛のない頭。また、毛をそったり短く刈ったりした頭。「負けたら...
ぼっちゃん‐がり【坊ちゃん刈(り)】
男児の髪形で、前髪を切りそろえ、側頭部と後頭部を短く刈ったもの。
ぼん【坊】
《「ぼう」の音変化》 1 僧侶。「—さん」 2 (主に西日本で)男の子を丁寧に、また親しみを込めて呼ぶ語。江戸中期までは男児・女児どちらにも用いた。ぼうや。ぼっちゃん。