おと‐め【夫妻/夫婦】
《「おひとめ(男人妻)」の音変化》夫と妻。めおと。「みとのまぐはひして—と為る」〈神代紀・上〉
おとめ‐ゲーム【乙女ゲーム】
コンピューターゲームの一。女性の主人公が、意中の男性と恋愛をするストーリーのシミュレーションゲーム。
おとめ‐さび【少女さび】
おとめらしく振る舞うこと。⇔男さび。「娘子(をとめ)らが—すと韓玉(からたま)を手本(たもと)に巻かし」〈万・八〇四〉
おな‐ご【女子】
《「おんなご」の音変化》 1 女。女性。 2 女の子供。女の子。 3 女中。下女。「高島屋の—に呼びかけられて」〈浮・一代男・七〉 [補説]現在、多く東北地方や関西で使われる。
おなご‐しゅう【女子衆】
1 女たち。おなごしゅ。おなごし。⇔男衆。 2 女中。おなごしゅ。おなごし。⇔男衆。
お‐にい【御兄】
《おにいさんの略》兄または若い男性を親しんでいう語。
お‐にい‐さん【御兄さん】
1 自分の兄や他人の兄、あるいは、家庭内で兄にあたる人を敬い親しんでいう語。 2 若い男を親しみをこめて呼ぶ語。
お‐にい‐ちゃん【御兄ちゃん】
兄や若い男性を親しんで呼ぶ語。「お兄さん」よりもくだけた言い方。
お‐ぬし【御主】
[代]二人称の人代名詞。おまえ。そなた。室町以降用いられ、同輩以下に対する語。古くは男女に用いた。「日頃—が兎や角と、異見がましく悋気(りんき)をするも」〈伎・小袖曽我〉
お‐ねえ【御姉/御姐】
《おねえさんの略》 1 姉または若い女性を親しんでいう語。 2 俗に、女性特有の言葉遣いやふるまいをする男性。