ちょうそん‐やくば【町村役場】
町役場と村役場の併称。町村長がその行政事務を行う所。
ちょう‐だい【町代】
江戸時代、江戸・大坂・京都などで、町年寄や町名主を補佐した町役人。その雇い入れ・給料などは町内で協議し負担した。書役(かきやく)。
ちょう‐ちょう【町長】
地方公共団体である町の長。住民の直接選挙により選出され、任期は4年。
ちょう‐どう【町道】
公道の一。町の経費でつくり、町で管理している道路。
ちょう‐どころ【町所】
《「ちょうところ」とも》 1 自分の住んでいる町名・番地。 2 町年寄の詰めている所。会所。「—へも断りなく人の留守に踏ん込み」〈浄・博多小女郎〉
ちょう‐ない【町内】
同じ町の中。また、そこに住む人。「—の集まり」
ちょうない‐あずけ【町内預け】
「町(まち)預け」に同じ。
ちょうない‐かい【町内会】
町内に組織される住民の自治組織。第二次大戦中は制度化され、隣組を下位組織として住民統制の一端を担った。町会。
ちょう‐なみ【町並(み)】
1 町ごと。それぞれの町。 2 町家の並びぐあい。まちなみ。
ちょう‐にん【町人】
江戸時代、都市に住んだ商・工業者の総称。狭義には家持ち・地主をいい、店(たな)借り・地借りは含まれない。中世までは身分として明確には成立していなかったが、近世初期の兵農分離政策により、士・農階層...