とめ‐ふで【留(め)筆】
1 手紙の終わり。文の結末。 2 書家や画家が、その師匠や主君から、随意に筆を執ることを禁じられること。また、その人。 3 歌舞伎の番付や看板に一座の俳優を列記するとき、一番最後に書かれる俳優。...
とめ‐ぶろ【留め風呂】
他人を入れず、自分だけはいる風呂。留め湯。「今宵は、身が—だ」〈浄・女楠〉
とめ‐やく【留(め)役】
けんかや争いなどをとめて、なかなおりさせる役。また、その人。仲裁人。
とめ‐ゆ【留(め)湯】
1 前日の湯を捨てないで、翌日、再びわかして入浴すること。また、その湯。 2 江戸時代の銭湯で、客が入浴代を月ぎめで支払って随時入浴すること。 3 「留め風呂」に同じ。「今日は長田殿より—にて」...
と・める【止める/留める/停める】
[動マ下一][文]と・む[マ下二] 1 動いているものを動かないようにする。「タクシーを—・める」「文章を書く手を—・める」 2 継続しているものを続かなくさせる。とだえさせる。「息を—・める」...