きゅうせいどうみゃくへいそく‐しょう【急性動脈閉塞症】
塞栓症や血栓症などによって動脈が急に閉塞し、血流が途絶える疾患。
きゅうせい‐びょう【急性病】
「急性疾患」に同じ。
きゅうせい‐ふくしょう【急性腹症】
突然の激しい腹痛を主症状とし、緊急の開腹手術を要する腹部疾患群。虫垂炎・胆嚢(たんのう)炎・膵臓(すいぞう)炎・腸閉塞(ちょうへいそく)・胆石症など。
きゅうにゅう‐き【吸入器】
蒸気・霧の状態にした薬物や酸素を鼻や口から吸入させるための器具。呼吸器疾患の治療や麻酔に用いる。《季 冬》「上の子やみずからかくる—/汀女」
キューティーえんちょう‐しょうこうぐん【QT延長症候群】
心臓の活動電位の持続時間(QT時間)が異常に長くなり、脈が乱れ、立ちくらみや失神などの発作を起こす遺伝性の疾患。トルサードドポアント(トルサデポワンとも)と呼ばれる独特の心電図波形を示す心室頻拍...
きょうかいせい‐パーソナリティーしょうがい【境界性パーソナリティー障害】
《borderline personality disorder》パーソナリティー障害の一。神経症と精神疾患の境界にあるとみられる病態。ふだんは円満な性格の人がちょっとしたことをきっかけに、残忍...
きょうさく‐しょう【狭窄症】
心臓弁膜症の分類の一つ。心臓の弁膜が十分に開かなくなり、心房から心室、あるいは心室から動脈(大動脈・肺動脈)へ血液が送り出されにくくなる疾患。四つの弁膜(僧帽弁・大動脈弁・三尖弁・肺動脈弁)のい...
きょうだい‐じ【兄弟児】
《「きょうだい児」と書くことが多い》心身に疾患や障害のある兄弟姉妹をもつ子供。 [補説]親の関心が向けられにくい、家事や兄弟姉妹の世話を長期にわたり行わねばならない、周囲にからかわれるなど、自身...
きょうとう‐しょう【狭頭症】
頭蓋骨(とうがいこつ)の縫合が早期に起こり、頭部が狭くなる疾患。外見上は小頭症と似るが、脳は正常に成長を続けるため圧迫を受け、頭蓋変形・眼球突出・嘔吐(おうと)などの症状がみられる。
きょうはくせい‐しょうがい【強迫性障害】
強迫観念や強迫行為を主な症状とする精神疾患。意思に反して不快な考えが繰り返し頭に浮かび、また、不安を振り払うために同じ行動を繰り返し、生活にも支障が生じる神経症。不安障害の一種。治療には薬物療法...