けい‐れん【痙攣】
[名](スル)全身的または部分的に筋肉が収縮し、不随意運動を起こすこと。持続的にみられる強直性のもの、間欠的にみられる間代性のものなどがあり、脳疾患・髄膜炎・中毒・ホルモンの異常などが原因。「唇...
けっかくよぼう‐かい【結核予防会】
結核を中心とする疾病の予防・調査研究、および教育啓発・事業助成などを行う公益財団法人。昭和14年(1939)設立。肺癌(はいがん)・ぜんそく・COPDなどの呼吸器疾患対策、生活習慣病対策にも取り...
けっかん‐しんせい【血管新生】
組織の維持や増殖に必要な酸素や栄養を得るために、既存の血管から新しい血管がつくられること。 [補説]血管新生は、胎児の成長、創傷の治癒、黄体や胎盤の形成過程などで正常な生理現象として起こる。さら...
けっきゅうどんしょく‐しょうこうぐん【血球貪食症候群】
本来は細菌などの異物や老化した赤血球などを捕食するマクロファージが、正常な血液細胞を捕食してしまうことによって起こる疾患。HPS(hemophagocytic syndrome)。血球貪食性リン...
けっせい‐びょう【血清病】
ジフテリア・破傷風などの治療の際に、動物の抗毒素血清を注射したときに起こるアレルギー性疾患。軽いものでは発疹(はっしん)・発熱・浮腫(ふしゅ)などが現れ、重いものではショック症状を起こす。
けっせんせいけっしょうばんげんしょうせい‐しはんびょう【血栓性血小板減少性紫斑病】
全身の細動脈や毛細血管に微小な血栓が詰まることで、血小板減少症・溶血性貧血・腎機能障害・発熱・精神神経症状が現れる、重篤な全身性疾患。指定難病の一つ。TTP(thrombotic thrombo...
けつ‐にょう【血尿】
赤血球が混じって出る尿。腎臓・膀胱(ぼうこう)など尿路の疾患の際にみられる。
けつまくか‐しゅっけつ【結膜下出血】
結膜の毛細血管が破れて内出血した状態。白目の部分が赤くなる。外傷や急性結膜炎、くしゃみや咳などが原因で起こる。動脈硬化・高血圧・糖尿病・貧血・白血病などの全身疾患に伴って起こる場合もある。出血は...
けつまくしかん‐しょう【結膜弛緩症】
加齢に伴って結膜がたるむ眼の疾患。弛緩した結膜が下瞼に沿ってひだをつくるため、異物感を生じる。たるんだ結膜のひだに涙がたまって涙目になったり、角膜に涙が十分に行き渡らなくなってドライアイの原因と...
けつゆう‐びょう【血友病】
血液凝固に関与する因子が欠乏していて、わずかな傷にもすぐ出血し、出血が容易に止まらない病気。X連鎖潜性遺伝性の疾患で、主に男性に発症する。