すいぎん‐ちゅうどく【水銀中毒】
水銀または水銀化合物を吸収することによって起こる障害。急性の場合は尿毒症など腎臓疾患を起こし、慢性の場合は中枢神経の障害が起こる。→水俣病(みなまたびょう)
すいけつ‐しょう【水血症】
腎臓・心臓疾患などにより血液中に水分および塩分が増加した状態。
すいせき‐しょう【膵石症】
膵臓の主膵管や分枝膵管に結石が生じることによって引き起こされる疾患。上腹部の激しい痛みや腹部の圧痛を伴うことがある。→膵石
すい‐とう【水痘】
水痘帯状疱疹ウイルスの感染によって起こる、子供の感染症。感染症予防法の5類感染症の一。小児に多い疾患。高熱が出て、全身に小さな水疱(すいほう)ができてかゆい。かさぶたが取れると治り、免疫ができる...
スイート‐びょう【スイート病】
《「スイート」は1964年にこの疾患を初めて報告した英国の皮膚科医の名》発熱、顔面・頸部・四肢に痛みを伴う発疹、好中球の増加などを特徴とする炎症性の疾患。関節リウマチなどの膠原病・骨髄異形成症候...
スタンダール‐しょうこうぐん【スタンダール症候群】
《Stendhal syndrome》美術的・文化的価値の高い芸術作品を鑑賞した人が動悸・めまい・失神・錯乱・幻覚などの症状を呈する心因性の疾患。フランスの作家スタンダールは、1817年にフィレ...
ストレス‐ケア【stress care】
ストレスが原因で心身に不調をきたした人に対し、その苦痛を和らげたり、疾患を治療したりすること。
ストレートバック‐しょうこうぐん【ストレートバック症候群】
本来は後方に反るように湾曲している胸椎が、まっすぐに近い状態になっていること。胸痛・動悸・息切れなどの症状が出ることが多く、心疾患と間違われることがあるが、心房中隔欠損症や僧帽弁閉鎖不全症などの...
ストロフルス【(ラテン)Strophulus】
小児特有の皮膚疾患。四肢などに小さな紅斑や水疱(すいほう)ができ、かゆみが強い。原因は虫さされに対する過敏症とされる。
せいおう‐しきかくいじょう【青黄色覚異常】
赤と緑は感じるが、青と黄を識別しにくい色覚異常。網膜や脈絡膜などの疾患に伴う後天的なものが多い。先天的なものは非常にまれで、1ないし5万人に1人の頻度で出現するといわれる。 [補説]先天青黄色覚...