アデノウイルス【adenovirus】
人間の扁桃(へんとう)の細胞に寄生しやすいウイルス。かぜに似た感染症や目の病気などを起こす。
アデム【ADEM】
《acute disseminated encephalomyelitis》麻疹・水痘・ムンプス(流行性耳下腺炎)・インフルエンザなどのウイルス感染や、狂犬病・種痘などのワクチン接種の後に、まれ...
アブラカダブラ【abracadabra】
《ラテン語から》病気や災いを払う呪文(じゅもん)や護符に用いる語。
アメーバ‐せきり【アメーバ赤痢】
赤痢アメーバの経口感染によって大腸に潰瘍(かいよう)ができ、粘血便の下痢や腹痛などが起こる病気。しばしば慢性化し、再発を繰り返す傾向がある。
アルドステロン‐しょう【アルドステロン症】
アルドステロンが過剰に分泌されて高血圧やアルカローシスをきたす疾患。副腎の腫瘍(しゅよう)が原因で起こる原発性のものは、発見者の名からコン症候群ともいう。他の病気から二次的に起こる続発性のものもある。
アレルギーせい‐しっかん【アレルギー性疾患】
アレルギーが原因と考えられる病気。気管支喘息(ぜんそく)・アレルギー性鼻炎・花粉症・蕁麻疹(じんましん)など。アレルギー疾患。
アレルギー‐マーチ
《(和)allergy+march》初めにアトピー性皮膚炎、つぎにアレルギー性鼻炎、さらにそのつぎに気管支喘息(ぜんそく)というようにつぎつぎとアレルギー性の病気に襲われる状態。
あんこく‐の‐ぞうき【暗黒の臓器】
診断が困難な臓器のこと。小腸や膵臓などをいう。 [補説]小腸は、口や肛門から遠く、また腹膜に固定されていないため自由に動き、長く曲がりくねっているため、カプセル内視鏡やバルーン内視鏡が開発される...
あん‐せい【安静】
[名・形動] 1 安らかで落ち着いていること。また、そのさま。「従順な—な心になって行くのであった」〈石川達三・蒼氓〉 2 病気治療のため、静かに寝ていること。「絶対—」
あんせい‐ど【安静度】
病気療養中に患者が守るべき安静の程度。