ウイルス【(ラテン)virus】
1 《毒の意》光学顕微鏡では見ることができず、細菌濾過(ろか)器を通過してしまう病原体。生物と無生物の中間形とされ、大きさは20〜300ナノメートル。外殻はたんぱく質からなり、内部に遺伝子のデオ...
ウイルス‐かんせんしょう【ウイルス感染症】
ウイルスが体内に侵入し、細胞内で増殖することによって起こる病気の総称。ウイルス性感染症。
ウイルスせい‐はっけつびょう【ウイルス性白血病】
白血病ウイルスの感染によって引き起こされる白血病。ヒトの成人T細胞白血病のほか、ネズミ・ネコ・ウシ・サルなどの動物にもある。
ウイルス‐びょう【ウイルス病】
ウイルスによる植物の病害の総称。べと病・モザイク病・斑点病など。
ウイルス‐フリー【virus-free】
ウイルスに罹病(りびょう)していない健全な状態の生物をいう。
ウイルスベクター‐ワクチン【virus vector vaccine】
無毒または弱毒性のウイルスに病原体の遺伝子を組み込んだワクチン。接種すると細胞内で抗原たんぱく質がつくられ、免疫が得られる。→ベクター2
ウイロイド【viroid】
ウイルスよりも簡単な構造の病原体。植物に感染する。ウイルス様体。
ウェゲナー‐にくがしゅしょう【ウェゲナー肉芽腫症】
《Wegener's granulomatosis》多発血管炎性肉芽腫症の旧称。ドイツの病理学者の名から。2012年に現名称に改められた。 [補説]医学では肉芽腫は「にくげしゅ」という。
ウエルドニヒホフマン‐びょう【ウエルドニヒ・ホフマン病】
《Werdnig-Hoffmann disease》脊髄前角細胞の変性によって筋肉が萎縮していく遺伝性の病気(脊髄性筋萎縮症)のうち、出生直後から生後6か月までに発症する重症型のもの。G=ウエル...
うけ‐つけ【受(け)付(け)】
[名](スル) 1 申し込み・文書などを受け取ること。「願書の—」「—した順に呼ぶ」 2 (受付)来訪者・参集者の用件などを聞いて、取次をする所。また、その係。「病院の—」