こうナトリウム‐けっしょう【高ナトリウム血症】
血液中のナトリウム濃度が正常値を超えて上昇した状態。下痢・嘔吐・発熱等による脱水、水分の摂取不足、利尿薬の服用、尿崩症などで起こる。血漿浸透圧が上昇し、悪化すると痙攣・昏睡・脳機能不全などを起こ...
こうにさんかたんそ‐けっしょう【高二酸化炭素血症】
⇒高炭酸ガス血症
こうにょうさん‐けっしょう【高尿酸血症】
尿酸の血中濃度が異常に高い状態。体内での尿酸の過剰産生、尿への尿酸排泄低下などによって起こる。放置すると痛風や尿路結石を発症するリスクが高まる。
こうひ‐しょう【紅皮症】
広範囲の皮膚が赤くなり、表層の角質がふけのようにはがれ落ちる一群の皮膚病。かゆみが強く、重症になると脱毛やつめの変形などもみられる。剝脱(はくだつ)性皮膚炎。
こくさい‐けんえきかんせんしょう【国際検疫感染症】
⇒検疫感染症
コクシジウム‐しょう【コクシジウム症】
《coccidiosis》胞子虫綱に属する原虫の一群であるコクシジウム(coccidium)によって、牛・馬・犬・猫などの家畜に下痢や栄養障害をひき起こす伝染病。
こくひ‐しょう【黒皮症】
顔面などの皮膚が色素沈着のために黒ずんで、褐色や紫灰色などを呈する症状。化粧品などに含まれる化学物質や、過敏な体質などが原因とされる。女子に多く、女子顔面黒皮症ともいう。
こったん‐しょう【骨端症】
成長期にある骨端部が壊死(えし)を起こす病気の総称。手の月状骨のキーンベック病、大腿(だいたい)骨のペルテス病、脛骨(けいこつ)のオスグットシュラッテル病などがある。
こつけいせいふぜん‐しょう【骨形成不全症】
先天的に全身の骨が弱く、軽微な外力で骨折してしまう、遺伝性の疾患。青色強膜・難聴・歯牙形成不全などを伴うことが多い。発症頻度は約2〜3万人に1人とされる。OI(Osteogenesis Impe...
こつげんしょう‐しょう【骨減少症】
骨密度や骨の石灰度が低下した状態。主に加齢によるものをさし、骨吸収が骨形成を上回ることによって生じる。この状態が進行すると骨粗鬆症になる。オステオペニア。