腕(うで)を鳴(な)ら・す
１ 自分の腕力や技能が思う存分発揮できる機会を待ち構える。 ２ 技能を人々に示して認められ、名声を広める。
腕(うで)を撫(ぶ)・す
腕前が十分に発揮できる機会を待つ。「—・して出番を待つ」
うん‐えい【運営】
［名］(スル)団体などの機能を発揮させることができるように、組織をまとめて動かしていくこと。また、動かしている主体や管理者。「大会を—する」「—委員会」
得手(えて)に帆(ほ)を揚(あ)・げる
得意なわざを発揮できる好機が到来し、調子に乗って事を行う。
エンテレケイア【(ギリシャ)entelecheia】
アリストテレス哲学で、デュミナス（可能態）としての質料がその形相を実現して現実に存在し、そのものの機能を十分に発揮している状態。完全な現実態。
追風(おいて)に帆(ほ)を上(あ)・げる
勢いに乗じて、思うままに力を発揮することのたとえ。また、物事が順調に進行することのたとえ。
おお‐ぶたい【大舞台】
１ 大きくてりっぱな舞台。 ２ 俳優の堂々とした演技。 ３ 自分の力量を存分に発揮できる、晴れの場所。檜舞台。「一度は—の甲子園に出てみたい」 [補説]3は、「だいぶたい」と読むこともある。
陸(おか)へ上(あ)がった河童(かっぱ)
《河童は水中では能力を十分発揮できるが、陸に上がると力がなくなるとされるところから》力のある者が、環境が一変するとまったく無力になってしまうことのたとえ。
女(おんな)は弱(よわ)し、されど母(はは)は強(つよ)し
女性は母親になると、子供を守るために強い力を発揮するものだ。
カデンツァ【(イタリア)cadenza】
１ 楽曲の休止・終結を形作る旋律や和声の定型。カデンツ。 ２ 楽曲の終結部で、独唱者または独奏者の演奏技巧を発揮させるために挿入される、華美な装飾的楽句。カデンツ。
