じっけん‐けいたいがく【実験形態学】
生物のある形態の機能や発現の機構を解析するために、実験的な手段を用いて研究する学問。
じょうせんしょくたい‐けんせいいでん【常染色体顕性遺伝】
常染色体上にある顕性遺伝子によって形質が発現する遺伝様式。常染色体性顕性遺伝。常染色体優性遺伝。 [補説]この遺伝様式をとる疾患は、両親由来の対立遺伝子の一方に変異がある場合に発現する。
じょうせんしょくたい‐せんせいいでん【常染色体潜性遺伝】
常染色体上にある潜性遺伝子によって形質が発現する遺伝様式。常染色体性潜性遺伝。常染色体劣性遺伝。 [補説]この遺伝様式をとる疾患は、両親由来の対立遺伝子の両方に変異がある場合に発現する。
スニップ【SNP】
《single-nucleotide polymorphisms》DNAの塩基配列の個人差(遺伝子多型)の一種で、一つの塩基だけが別の塩基に置きかわっているもの。ヒトゲノムでは30億の塩基の中に...
すりこみ‐いでんし【刷(り)込み遺伝子】
父親または母親に由来する遺伝子のうち、どちらか一方の親から由来した時にのみ発現する遺伝子。このような発現機構を遺伝子刷り込みという。 [補説]一般的に多くの遺伝子は、どちらの親から由来するかに依...
スリーパー‐エフェクト【sleeper effect】
仮眠効果。広告との接触後、直ちに影響されるのではなく、相当期間を置いて影響が発現すること。
せい‐ホルモン【性ホルモン】
生殖腺から分泌されるステロイドホルモン。雄性ホルモンと雌性ホルモンとがあり、生殖器の発育、性徴の発現を促す。
せん‐せい【潜性】
対立形質において、雑種第一代では発現を抑えられるほうの形質。潜在して子孫に現れる。リセッシブ。⇔顕性。 [補説]かつては「劣性」と称した。→劣性[補説]
せんせい‐いでんし【潜性遺伝子】
対立する顕性遺伝子がない場合のみ形質を発現する遺伝子。劣性遺伝子。
そうほ‐せい【相補性】
1 量子力学的現象を記述するために、ボーアが提唱した概念。電子の位置と速さ、光の粒子性と波動性のように、不確定性原理から二つの量が同時に測定できない関係にある現象を互いに相補的であるといい、この...