りゅうか‐ぶつ【硫化物】
硫黄と、それよりも陽性の元素との化合物。天然に鉱物として広く存在し、硫黄あるいは重金属の原料。多くは酸により分解して硫化水素を発生する。
りゅうこう‐きょくせん【流行曲線】
感染症の流行による新規患者の発生数を縦軸に、発症日時を横軸にとって、その関係を示した曲線。エピデミックカーブ。エピカーブ。
りゅうこうせい‐かんえん【流行性肝炎】
食物や水を介して感染し、集団発生を起こすウイルス性肝炎。A型・E型肝炎がこれにあたる。伝染性肝炎。→血清肝炎
りゅうごう‐ざつおん【流合雑音】
《streamed noise》CATVの双方向通信網において、各家庭で発生する微細なノイズが、上り回線を通じて累積する現象。CATV通信サービスの障害となる。ストリームノイズ。イングレスノイズ。
りゅう‐さん【硫酸】
無機酸の一。純粋なものは無色で粘りけのある油状の液体。一般には水溶液をさし、濃度により希硫酸・濃硫酸という。濃硫酸は水と混合すると多量の熱を発生し、また脱水作用が強く、化合物中から水素と酸素を2...
りゅうさん‐ピッチ【硫酸ピッチ】
不正軽油を密造する際に、重油と灯油を混ぜ、濃硫酸で処理した後に残る黒いタール状の物質。ドラム缶を腐食するほどの強酸性で、亜硫酸ガスも発生する有害廃棄物。平成16年(2004)廃棄物処理法の指定有...
りゅうじょうこ‐じけん【柳条湖事件】
昭和6年(1931)9月18日、柳条湖で日本の関東軍が南満州鉄道の線路を爆破した事件。関東軍はこれを中国軍の行為として出兵し、満州事変の口火を切った。従来、事件発生地は「柳条溝」とされてきたが、...
りゅうせん‐けい【流線形/流線型】
流れの中に置かれたとき、周りに渦を発生せず、流れから受ける抵抗が最も小さくなる曲線で構成される形。一般に細長くて先端が丸く、後端がとがる。魚の体形がこの例で、航空機・自動車・列車などの形に応用される。
りょう‐けい【両系】
障害の発生に備えて、予備を一つ追加したシステムや機器における、両方の系統。→片系
りょうせい‐しゅよう【良性腫瘍】
腫瘍のうち、発生した場所でのみ緩慢に増殖し、浸潤・転移・再発しないもの。比較的生命に危険はない。