こうインスリンけつせい‐ていけっとうしょう【高インスリン血性低血糖症】
膵臓でインスリンが過剰に分泌され、低血糖症を引き起こす疾患。主に新生児・乳幼児に発症する。早期に適切な治療が行われないと、発育遅延をきたしたり、知能障害や運動障害が残るおそれがある。治療薬として...
こうえん‐きん【好塩菌】
ある濃度以上の食塩が存在する所でだけ発育・増殖する細菌。食中毒の原因となるものもある。好塩細菌。
こうきん‐せい【抗菌性】
抗生物質のもつ、細菌の発育や増殖を阻止する性質。
こうしゅう‐せい【光周性】
生物が日照時間の変化に対して反応する性質。植物では花芽の形成や開花にみられ、この反応の違いによって長日植物・短日植物などに区別される。動物では、特に鳥・昆虫などの生殖や発育に関与する。ひかりしゅ...
こうせい‐ぶっしつ【抗生物質】
カビや放線菌などの微生物によって作られ、他の微生物や生細胞の発育を阻害する有機物質。1941年、ペニシリンの治療効果が確認されて以来、数多くのものが発見され、医薬品などに用いられている。ストレプ...
こうミュラーかん‐ホルモン【抗ミュラー管ホルモン】
ミュラー管から形成される子宮や卵管などを抑制する物質。男性では胎児期に精細管のセルトリ細胞から分泌されミュラー管を退縮させる。女性では発育中の卵胞から分泌され他の卵胞の発育を抑制する。発育卵胞数...
こつ‐ねんれい【骨年齢】
骨化成熟の程度を暦年齢と対照したもの。X線撮影によって推定し、小児の発育度、骨疾患の判定などに用いる。骨化年齢。
こびと‐しょう【小人症】
身体の発育が損なわれ、異常に小さい状態。成長ホルモンなどの分泌不足が原因となることが多い。侏儒(しゅじゅ)症。
こみあい‐こうか【込(み)合い効果】
個体間の相互作用が、その生存・発育、行動に影響すること。
こもり‐がえる【子守蛙】
ピパ科のカエル。体長約15センチ。南米アマゾン川などに生息。水中生活し、卵は雄の協力で雌の背中に付着し、そこで発育・変態を終える。ピパ。