はつ‐い【発意】
[名](スル)思いつくこと。考え出すこと。ほつい。「壮大な計画を—する」
はつ‐いく【発育】
[名](スル)育って大きくなること。成育。「よく—した身体」「—盛り」
はつ‐いん【発引】
《「引」は柩車の引き綱》葬儀のとき棺を墓地へ送り出すこと。
はつ‐えき【発駅】
列車・電車などの出発する駅。また、荷物などを送り出す駅。⇔着駅。
はつ‐えん【発煙】
[名](スル)煙を出すこと。「—してダニを殺す薬品」
はつえん‐ざい【発煙剤】
大気中で化学反応を起こし、大量の煙を発生する薬剤。信号用には塩素酸カリウム・乳糖・色素の化合物が、煙幕用には四塩化チタンなどが用いられる。
はつえん‐しょうさん【発煙硝酸】
二酸化窒素を多量に含む濃硝酸。常温で二酸化窒素の赤褐色の煙を出す。酸化力がきわめて強く、酸化剤・ニトロ化剤などとして利用。
はつえん‐とう【発煙筒】
発煙剤を筒に詰めたもの。煙を発生させて信号・煙幕などに使用する。「—をたく」
はつえん‐りゅうさん【発煙硫酸】
濃硫酸に多量の三酸化硫黄を吸収させたもの。粘度の高い油状の液体。常温で三酸化硫黄の白煙を出す。接触法による硫酸製造の際に得られ、染料・火薬・薬品などの原料とする。
はつ‐おん【発音】
[名](スル)音声を出すこと。言語音を出すこと。また、その音声の出し方。動物では発音器官によるもののほか、魚が浮き袋を用いたりキツツキが木をたたいたりして音をたてることにもいう。「正しく—する」