しろ‐じ【白地】
1 布や紙などの地(じ)の白いこと。また、その白い地(じ)。「—の浴衣」 2 地質の白いこと。白の無地。「—の花入れ」
しろ‐じろ【白白】
[副] 1 いかにも白く見えるさま。「—(と)続く雪原」 2 夜がしだいに明けていくさま。しらじら。「東の空が—と明るくなる」
しろすじ‐かみきり【白条天牛】
カミキリムシ科の昆虫。体長約5センチ、黒色の地に白い不規則な条紋がある。幼虫は鉄砲虫とよばれ、クリ・クヌギ・カシ・シイなどの材部に食い入る。北海道を除く日本各地に普通にみられる。
しろ‐ず【白酢】
白梅酢(しろうめず)のこと。
しろ‐ずみ【白墨】
胡粉(ごふん)を練り固めて作った白色の絵の具。しらずみ。
しろ‐ずみ【白炭】
1 表面が白く灰をかぶっている良質の木炭。火もちがよい。カシ・クリなどの原材を高熱で焼き、外に出して消し粉をかけて製する。かたずみ。しらずみ。《季 冬》→黒炭 2 石灰や胡粉(ごふん)で白く塗っ...
しろ‐そこひ【白底翳】
白内障(はくないしょう)の俗称。
しろ‐た【白田】
1 雪が積もっている冬の田。 2 《「畠」の字を「白」と「田」に分けて読んだものとも、「白田(はくでん)」を訓読みにしたものともいう》はたけ。「うろたへて、—へ潜(くぐ)る畠垣(はたけがき)」〈...
しろ‐たえ【白妙/白栲】
1 カジノキやコウゾの皮の繊維で織った白い布。しらたえ。「—に舎人(とねり)よそひて」〈万・四七五〉 2 (白妙)白。白い色。しらたえ。「梅が枝に鳴きて移ろふうぐひすの羽—に沫雪(あわゆき)そ降...
しろたえ‐ぎく【白妙菊】
キク科の多年草。茎と葉は白い綿毛で覆われる。5〜9月ごろ、黄色い頭状花がいくつもかたまって咲く。地中海沿岸地方の原産。花壇などに植える。ダスティミラー。セネシオ。《季 春》