はくば‐の‐きし【白馬の騎士】
1 苦境に駆けつけて人々を救う英雄。西洋の民間伝承などに登場する。 2 ⇒ホワイトナイト [補説]書名別項。→白馬の騎士
はくばのもり【白馬の森】
日本画家、東山魁夷の作品。昭和47年(1972)に発表した連作画「白い馬の見える風景」の一つで、青い森にたたずむ白馬の姿を描く。
白馬(はくば)は馬(うま)に非(あら)ず
中国戦国時代に、公孫竜の説いた詭弁(きべん)的命題。「白馬」を認識するとき、人は「白」と「馬」とを別々に知覚しうるから、「白馬」は「馬」ではないとする。のち、白馬という存在と馬という存在をことさ...
はく‐ひ【白皮】
1 白い皮。 2 白い肌。「紅粉の翠黛は、只—彩りて」〈浮・男色大鑑・六〉
はくひ‐しょう【白皮症】
先天的にメラニン色素が欠乏しているため、皮膚・毛髪・眼球などが白く見える状態。白子(しろこ)。
しろ‐ひょう【白票】
⇒はくひょう(白票)
はく‐ひょう【白票】
1 用紙に何も記入せず、白紙でした投票。 2 国会で、記名投票によって表決を行うとき、議員が賛成の意思を表すのに用いる白色の票。しろひょう。⇔青票(せいひょう)。
はく‐び【白眉】
1 白いまゆ毛。 2 《蜀(しょく)の馬氏の五人兄弟はみな秀才であったが、まゆに白毛のある馬良が最もすぐれていたという、「蜀志」馬良伝の故事から》多数あるもののうち、最もすぐれているものや人のた...
はく‐びしん【白鼻心】
ジャコウネコ科の哺乳類。猫大で、尾が長く、四肢は短い。体は褐色で、額から鼻すじを通る白帯がある。夜行性で、ネズミ・昆虫・木の実などを食べる。東南アジアに分布。日本でも本州中部以北と四国でみられる...
はく‐びょう【白描】
東洋画で、墨1色を用い、筆線を主体として描く技法。また、その絵。中国では唐代に発達。日本では平安時代以降に盛行し、鎌倉時代には繊細な美しさを持つ白描大和絵様式の絵巻類がつくられた。