いってん‐おおめいが【一点大螟蛾】
メイガ科のガ。翅(はね)の開張約2.5センチ。雄の翅は淡褐色で黒点やすじがあり、雌では淡黄白色で黒点が1個ずつある。幼虫は稲の茎に食い入る害虫。晩春から初秋にかけ3回発生するので三化螟蛾(さんか...
いっ‐てんか【一天下】
《「いってんが」とも》世の中全体。国中。一天。「ただいまの関白左大臣、—をまつりごちておはします」〈大鏡・後一条院〉
いっとう‐だい【一等鯛】
キンメダイ目イットウダイ科の海水魚。全長約25センチ。体はタイに似て、赤色の地に9〜10本の白色の縦走帯がある。本州中部以南のやや深い岩礁にすむ。食用。かのこうお。
いっ‐ぱく【一白】
1 九星の一。星では水星、方角では北。 2 馬の1本の足の下端に白いまだらのあること。
い‐つ・ける【射付ける】
[動カ下一][文]いつ・く[カ下二] 1 光などが、物を強く照らす。「華やかな夕日がつっとその白地の浴衣に—・けた」〈真山・南小泉村〉 2 矢を射って物に当てる。射当てる。「母から疑惑の矢を胸に...
いつ‐ねんごう【逸年号】
本来は実在した公年号で、正史に逸せられた年号。「白鳳」「朱雀」など。異年号。
いて【凍て/冱て】
《動詞「い(凍)つ」の連用形から》寒気でこおりつくこと。こおったように感じられること。《季 冬》「庭草のよごれしままに風の—/白雄」「偶々(たまたま)咲懸ッた恋の蕾も、事情というおもわぬ—にかじ...
イティマド‐ウッダウラー‐びょう【イティマドウッダウラー廟】
《Tomb of I'timād-ud-Daulah》インド北部、ウッタルプラデシュ州の都市アグラにある霊廟。ジャムナ川沿いに位置する。1628年、ムガル帝国第4代皇帝ジャハーンギールの妃が両親...
いとかけ‐がい【糸掛貝】
イトカケガイ科の巻き貝の総称。海岸の細砂底にすむ。貝殻は紡錘形で、多くは白色。殻表に縦に糸を掛けたような肋(ろく)をもつ。オオイトカケガイ・ネジガイ・ナガイトカケガイなど。おだまき。
いとこどうし【いとこ同志】
《原題、(フランス)Les cousins》フランス映画。1959年公開の白黒作品。シャブロルの監督・脚本による青春映画。田舎育ちの青年と都会育ちの従兄弟(いとこ)を主人公に、青年期の心理を一人...