ぎゃくせつ‐てき【逆説的】
[形動]真理にそむくようでいながら、実際には真理をついているさま。また、普通とは反対の方向から考えを進めるさま。「—に言えば」
ぎれい‐てき【儀礼的】
[形動]儀礼の形式だけを重んじて物事を行うさま。「—なあいさつ状」
くうそう‐てき【空想的】
[形動]考えが現実からかけ離れているさま。「—な物語」
くじ‐まと【籤的】
鎌倉時代以後、武家の間で行われた射芸の一。矢代(やだい)を振って二組みに分かれ、物を賭けて勝負を争うもの。賭け的。
ぐしょう‐てき【具象的】
[形動]直接それとわかるようなはっきりした形をもっているさま。「—な絵画」⇔抽象的。
ぐたい‐てき【具体的】
[形動]はっきりとした実体を備えているさま。個々の事物に即しているさま。「—な方法」「—に指示する」⇔抽象的。
けいかく‐てき【計画的】
[形動]あらかじめ計画を立てて物事を行うさま。「—な犯行」
けいざい‐てき【経済的】
[形動] 1 経済・金銭に関係のあるさま。「—に楽になる」「—格差」 2 費用や手間などがかからないさま。むだがなく安上がりなさま。「燃費がいい—な車」
けいしき‐てき【形式的】
[形動] 1 形式に関するさま。「—にはこれでよい」 2 形式だけを重んじ、内容を問題にしないさま。「—な答弁」⇔実質的。
けいじ‐てき【経時的】
[形動]経過する時間順であるさま。時間の経過とともに変化などが進むさま。「実験による—変化を記録する」「強度が—に低下する傾向を示す」