じゅうそう‐へんぺいじょうひ【重層扁平上皮】
重層上皮のうち、表面の近くにある細胞が平たくなっているもの。細胞の形は、最下層では円柱状で、上方にいくほど扁平になり、最表層では小鱗状(りんじょう)になる。皮膚の表皮、口腔(こうくう)、食道、膣...
ジューリング‐ひふえん【ジューリング皮膚炎】
《Duhring's dermatitis ジューリングは米国の皮膚科医の名》慢性の皮膚疾患の一。全身の皮膚に小水疱(しょうすいほう)ないしは水疱が発生する。中年男子に多く、ひどい掻痒(そうよう...
ジューリング‐ほうしんじょうひふえん【ジューリング疱疹状皮膚炎】
⇒ジューリング皮膚炎
じょうがんけん‐きょきん【上眼瞼挙筋】
上まぶたを引き上げる筋肉。眼窩(がんか)の後端にある総腱輪(そうけんりん)の外側で視神経鞘(ししんけいしょう)から起こり、上眼瞼の皮膚と瞼板(けんばん)につく。外眼筋の一つ。
じょうしん‐きょきん【上唇挙筋】
表情筋の一つ。眼窩(がんか)の下縁から起こり、上唇の皮膚につく。上唇と鼻翼を引き上げる働きをする。
じょうしんびよく‐きょきん【上唇鼻翼挙筋】
表情筋の一つ。上顎骨の前頭突起から起こり、上唇の皮膚につく。鼻翼と上唇を引き上げる働きをする。
じょうひ‐さいぼう【上皮細胞】
皮膚や粘膜などの上皮組織を形成する細胞。
じょうひ‐せいちょういんし【上皮成長因子】
上皮(皮膚・粘膜など)の細胞の増殖を調節する機能をもつたんぱく質。細胞の表面にある上皮成長因子受容体(EGFR)と結合して、受容体のチロシンキナーゼを活性化する。表皮成長因子。上皮細胞増殖因子。...
じょく‐そう【褥瘡/蓐瘡】
長い間病床についていたために、骨の突出部の皮膚や皮下組織が圧迫されて壊死(えし)に陥った状態。腰や仙骨部・肩甲骨部・かかと・ひじ・後頭部などに生じやすい。床ずれ。褥傷(じょくしょう)。
じん‐しゅ【人種】
1 人類を骨格・皮膚・毛髪などの形質的特徴によって分けた区分。一般的には皮膚の色により、コーカソイド(白色人種)・モンゴロイド(黄色人種)・ニグロイド(黒色人種)に大別するが、この三大別に入らな...