なん‐こう【軟膏】
均質な半固形状の外用薬。脂肪・ろう・ワセリン・ラノリン・マクロゴール(ポリエチレングリコール)などの基剤に医薬品を混和したもの。外傷や皮膚疾患に使われる。軟膏薬。軟膏剤。⇔硬膏。
にく【肉】
1 動物の皮膚の下にあって骨に付着している柔らかい部分。主に筋肉から成る。「—がつく」 2 食用にする動物の筋肉や脂肪の部分。特に、鳥獣のそれをいう。「魚よりも—を好む」 3 果物などの、皮と種...
ニグロイド【Negroid】
形態的特徴による人種の三大区分の一。皮膚の特徴は黄褐色から黒色、頭髪は縮れ、鼻は幅広い。アフリカ‐ニグロイド・エチオピア人種・コイサン・ピグミー・メラネシア人など。類黒色人種。ネグロイド。→コー...
にっこう‐かくかしょう【日光角化症】
顔面・手の甲・前腕など日光がよく当たる部位の皮膚に起こる病変。大きさ1〜数センチの淡褐色から紅褐色のかさかさした皮疹ができる。中年以降、高齢者に多い。皮膚の前癌病変の一つだが、癌化する頻度は低く...
にっこう‐りょうほう【日光療法】
日光を直接に皮膚に当てて治療する方法。くる病などに行う。
にほん‐じゅうけつきゅうちゅう【日本住血吸虫】
住血吸虫の一種。体は細長いひも形で雌が雄より大きい。中間宿主はカタヤマガイ。貝から出た幼虫は皮膚を通して人・牛・犬・猫などの腸間膜に寄生。粘血便・発熱・腹痛、慢性期になると肝硬変などの疾患を起こ...
にほん‐じん【日本人】
1 日本国の国民。日本の国籍をもつ人。にっぽんじん。 2 人類学的分類で、モンゴロイドの一。形態的には中身長で、黄色の皮膚、黒色・直毛の毛髪をもち、虹彩は黒褐色。日本語を用いる。にっぽんじん。
にゅう‐えき【乳液】
1 植物の茎などを切ると出る白い乳状の液体。タンポポなどにみられる。 2 皮膚に水分と油分を与えるための乳状の化粧品。
にゅう‐とう【乳頭】
1 乳房の中央に突出する乳腺の開口部。ちくび。乳嘴(にゅうし)。 2 皮膚・舌などにみられる、球状に突出している構造。
にんしん‐せん【妊娠線】
妊娠後半期に妊婦の腹部などの皮膚にあらわれる青味または赤味を帯びた線。外皮が急に伸長し、皮下組織が断裂することによって生じる。分娩前は新妊娠線、分娩後に白く退色した線は旧妊娠線ともいう。