ひふ‐えん【皮膚炎】
外界の刺激によって起こる皮膚の炎症。かゆみや痛みを伴うことが多い。
ひふ‐か【皮膚科】
皮膚の病気を対象とする医療の分野。
ひふ‐かんかく【皮膚感覚】
1 皮膚や粘膜などの体表面で受ける感覚。触覚・圧覚・冷覚・温覚・痛覚など。 2 長年、見聞きしている間に身に付いた勘をいう。「不正に敏感に反応する—」
ひふ‐カンジダしょう【皮膚カンジダ症】
カンジダという真菌が皮膚に感染して起こる病気。腋の下、乳房の下、股間など皮膚が擦れる部分や、乳幼児のおむつがあたる部分、水仕事が多い人の手指の間や爪の周りなどに湿疹・紅斑・びらんなどが生じる。
ひふ‐がん【皮膚癌】
皮膚にできる悪性腫瘍(しゅよう)。紫外線ややけど・けがの傷痕などが誘因となる。内臓癌から転移によって起こるものもある。
ひふきん‐えん【皮膚筋炎】
皮膚と筋肉に炎症や変性が起こり、痛み・筋力低下・紅斑・浮腫などを伴う全身性疾患。膠原病(こうげんびょう)の一つで、原因は不明。指定難病の一つ。
ひふ‐しじょうきん【皮膚糸状菌】
皮膚・爪・毛髪に感染する真菌の総称。ケラチンを分解する能力を持ち、白癬の原因となる。白癬菌・表皮菌・小胞子菌の3属が知られる。→糸状菌
ひふ‐しんきんしょう【皮膚真菌症】
真菌が皮膚に感染または寄生して起こる病気の総称。人獣共通感染症の一つ。病変が生じる部位によって浅在性皮膚真菌症(白癬・皮膚カンジダ症など)と深在性皮膚真菌症(クリプトコッカス症・アスペルギルス症...
ひふ‐そうようしょう【皮膚瘙痒症】
皮膚に病変がないのにかゆくなる状態。
ひふねんまくがん‐しょうこうぐん【皮膚粘膜眼症候群】
抗生物質や風邪薬などの副作用による薬疹。全身の皮膚、粘膜に紅斑や水疱ができてただれ、眼に結膜炎や角膜炎が発症する。重症になると失明、死亡する。スチーブンスジョンソン症候群。SJS(Stevens...