うし‐ばえ【牛蠅】
双翅(そうし)目ウシバエ科のハエ。体長約1.5センチ、黒色で胸部に4本の縦線がある。幼虫は牛の皮下に潜入して寄生する。《季 夏》
うす‐かわ【薄皮】
1 薄い膜のような皮。 2 「薄皮饅頭(まんじゅう)」の略。 3 女性などの、透き通るように色白の肌。「鬢(びん)の毛半(なか)ば白くなっているが、全体—の色白で」〈小杉天外・初すがた〉 4 経...
うすかわ‐まんじゅう【薄皮饅頭】
黒砂糖を入れて作った薄い皮で、こしあんを包んだ饅頭。福島県郡山(こおりやま)の郷土菓子。
うす‐よう【薄様】
1 薄手の鳥の子紙・雁皮紙(がんぴし)。また、一般に薄手の和紙。薄葉。⇔厚様(あつよう)。 2 上方を濃く、下方をしだいに薄くぼかして染めること。曙(あけぼの)染め。 3 襲(かさね)の色目の名...
うそ‐はっけんき【嘘発見器】
心理学の実験器械で、緊張や感情の動揺などによって皮膚の電気抵抗が変わることを利用して、例えば被疑者の供述がうそかどうかを検査する装置。正式には精神電流反射計、または電流皮膚反射計。ライディテクター。
うだい‐かんば【鵜松明樺】
カバノキ科の落葉高木。本州中部・北部の山地に自生。葉は柄をもち、やや長い心臓形。5月ごろ、尾のように垂れ下がる雄花と雌花とをつける。樹皮が雨中でもよく燃えるので、鵜飼いの松明(たいまつ)に用いた。
うち‐いた【打(ち)板】
1 廊下と廊下の間に橋のように渡す歩み板。 2 牛車(ぎっしゃ)に乗り降りするときに、簀(す)の子の板敷きから車に渡す板。 3 鷹匠(たかじょう)が鷹の糞(ふん)を受けるのに用いる板。 4 地面...
うち‐こ【打(ち)粉】
1 刀剣の手入れに用いる砥粉(とのこ)。 2 汗取りのために皮膚につける粉。汗取りの粉。天花粉の類。 3 そば・うどん・餅(もち)などを伸ばすときに、粘り付かないように振りまく粉。でんぷん・小麦...
うち‐み【打(ち)身】
1 身体を強く打って、皮下組織に起こる傷。打撲傷。 2 刺身。「鱸(すずき)なりとも—でとおしゃるか」〈虎明狂・鱸庖丁〉
うつ【全/空/虚】
[接頭] 1 (全)名詞に付いて、すっかり、全く、全部の意を表す。「皮を—はぎに剝(は)ぎて」〈記・上〉 2 (空・虚)名詞に付いて、うつろな、空虚な、の意を表す。「—蝉(せみ)はからを見つつも...