せい‐めい【盛名】
りっぱな評判。盛んな名声。「—を馳(は)せる」
もっ‐きり【盛っ切り】
《「もりきり」の音変化》 1 「もりきり」に同じ。「—飯(めし)」 2 「盛っ切り酒」の略。
もっきり‐ざけ【盛っ切り酒】
コップや枡(ます)に盛り切り1杯ずつ売る酒。
もっ‐そう【物相/盛相】
《「相」は木型の意》 1 飯を盛って量をはかる器。ふつう円筒形の曲げ物で、飯を各人に供するのに用いた。 2 「物相飯」の略。
もっそう‐めし【物相飯】
物相に盛った、盛りきりの飯。特に近世、牢獄で囚人に与えた飯。
物相飯(もっそうめし)を食(く)・う
牢獄に入る。臭い飯を食う。
もり【盛(り)】
[名] 1 盛ること。また、盛った分量。「飯の—がよい」 2 「盛り蕎麦(そば)」の略。 3 「石盛(こくもり)」の略。 [接尾]助数詞。皿や茶碗などに盛ったものを数えるのに用いる。「どんぶ...
もり‐あがり【盛(り)上(が)り】
1 盛りあがること。盛りあがった部分。 2 気持ちや勢いが高まること。「反対運動が—をみせる」「—に欠ける」
もり‐あが・る【盛(り)上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 盛ったように高くなる。「水面が—・る」「—・った筋肉」 2 気持ちや勢いがひときわ高まる。「世論が—・る」「ムードが—・る」「試合が—・る」
もり‐あげ【盛(り)上げ】
1 盛り上げること。高めること。「雰囲気の—に失敗する」 2 日本画で、胡粉(ごふん)を厚く盛り上げてから彩色し、装飾的効果を高める方法。盛り上げ彩色(ざいしき)。油絵では、ナイフなどで絵の具を...