かん【監】
[常用漢字] [音]カン(漢) ケン(呉) 〈カン〉 1 見張る。取り締まる。「監禁・監査・監察・監視・監修・監督」 2 取り締まる役目・役人。「学監・舎監・総監・統監」 3 囚人を閉じこめて...
かん‐きん【監禁】
[名](スル)人を一定の場所に閉じ込めて、行動の自由を奪うこと。「隠れ家に—する」
かん‐ぐん【監軍】
軍隊を監督する役職。いくさめつけ。軍監。
かん‐こく【監国】
古代、中国および日本で、天子が地方を巡幸する間、太子が国政を代行すること。また、その任に当たる皇太子。
かん‐ご【監護】
[名](スル)監督し、保護すること。
かんご‐ぎむしゃ【監護義務者】
未成年者などを監護する義務のある者。
かん‐ごく【監獄】
受刑者や被疑者・被告人などを拘禁するための施設。監獄法の改廃に伴い、法律上の名称は「刑事施設」に改められた。
かんごくうらのしじんたち【監獄裏の詩人たち】
伊藤信吉による随筆。平成8年(1996)刊行。利根川河畔の前橋監獄を舞台に、萩原朔太郎や中川一政らが描いた、監獄や囚人たちにまつわる作品の成立経緯を紐解く。第48回読売文学賞随筆・紀行部門受賞。
かんごく‐べや【監獄部屋】
《監視が厳しく待遇がひどかったところから》明治以降、道路工事・鉄道工事・鉱山労働などに従事する労働者を収容した宿舎をいった語。たこべや。
かんごく‐ほう【監獄法】
収監の手続き、拘禁の形式、作業・教誨(きょうかい)・接見など、自由刑の執行方法や死刑の執行などについて規定した法律。明治41年(1908)施行。平成19年(2007)に廃止。平成18年(2006...