しょう‐せい【小生】
[代]一人称の人代名詞。男性が自分をへりくだっていう語。多く、手紙文に用いる。「—もつつがなく日々を過ごしております」 [補説]ふつう、自分と同等か、目下の人に対して使うものとされる。例えば、上...
し‐よ【賜与】
[名](スル)身分の高い者が目下の者に金品を与えること。「褒賞を—する」
じ‐か【時下】
このごろ。当節。目下(もっか)。多く手紙の冒頭のあいさつに用いる。「—春暖の候」
そっ‐こん【即今】
ただいま。現在。目下。副詞的にも用いる。「—の政情は予断を許さない」「試合は—有利に展開しつつある」
その‐ほう【其の方】
[代] 1 中称の指示代名詞。その方向。また、その方面のこと。「商店街は—にはない」「—がおもしろい」 2 二人称の人代名詞。同等または目下の者に対して用いる。おまえ。そち。「マヅ—ワ何事ヲ知ッ...
その‐もと【其の許】
[代]二人称の人代名詞。同等または目下の者に用いる。そなた。そこもと。「—にも御無用のかた然るべし、と意見したり」〈蘭学事始〉
そ‐もじ【其文字】
[代]《「そなた」の「そ」に「もじ(文字)」を添えた語》二人称の人代名詞。そなた。あなた。「—の鼻を削(そ)ひで見せられ候へ」〈咄・きのふはけふ・上〉 [補説]中世には女性が目上の男性に対して用...
たい‐しょう【大将】
《「だいしょう」とも》 1 全軍または一軍の指揮・統率をする者。 2 軍人の階級の一。将官の最上位で、中将の上。 3 近衛府(このえふ)の長官。左右各一人。 4 剣道や柔道などの団体戦で、最後に...
た‐そ【誰そ】
[連語]《代名詞「た」+助詞「そ」》 1 だれだ。「—、この門たたくは」〈宇治拾遺・一〇〉 2 目下の者に呼びかける語。だれか。だれかいないか。「やいやい、—をらぬか」〈虎寛狂・釣狐〉
た・ぶ【賜ぶ/給ぶ】
[動バ四] 1 「与える」「くれる」の意の尊敬語。「たまう」と同義であるが、与える相手を低めて、上位者から下位者へ物などをくれてやるという気持ちが強い。お与えになる。くださる。「娘を我に—・べと...