もくざい‐とうけい【木材統計】
丸太やそま角などの素材や木材製品の生産・出荷に関する実態の把握を目的とする、国の基幹統計。農林水産省が木材統計調査を行って作成する。 [補説]木材需給対策などの林業施策や、鉱工業生産指数の算出等...
もく‐てき【目的】
1 実現しようとしてめざす事柄。行動のねらい。めあて。「当初の—を達成する」「—にかなう」「旅行の—」 2 倫理学で、理性ないし意志が、行為に先だって行為を規定し、方向づけるもの。 [用法]目的...
もくてき‐いしき【目的意識】
行動の目的に対する明確な自覚。
もくてき‐いん【目的因】
アリストテレスの説いた四原因の一。事物が何のために存在するか、行為が何のためになされるかを示す目的が、その事物の存在やその行為を理由づけるもの。→形相因 →質料因 →動力因
もくてき‐かく【目的格】
文中で、ある語句が動詞の目的語であることを示す格。賓格(ひんかく)。
もくてきけい‐しゅぎ【目的刑主義】
刑罰の本質を、犯罪人から社会を防衛するため、あるいは犯罪人を教育して社会復帰させるための手段として考える立場。目的刑論。→応報刑主義 →教育刑主義
もくてき‐ご【目的語】
文の成分の一。他動性の動詞の表す動作をこうむる人や事物を表す語。現代語では、一般に格助詞「を」を伴う。西洋文法では、直接目的語・間接目的語などに区別することがある。学校文法では連用修飾語に含めて...
もくてき‐はん【目的犯】
故意のほかに一定の目的を成立要件または加減事由とする犯罪。通貨偽造罪の成立には、偽造という行為のほかに使用するという目的を必要とするなど。
もくてき‐ぶつ【目的物】
目的のもの。ある行為の対象となるもの。
もくてき‐ろん【目的論】
哲学で、すべての事象は何らかの目的によって規定され、その目的に向かって生成変化しているとする立場。