いちのじ‐つなぎ【一の字繋ぎ】
平行線の間を、交互に垂直線で区切った模様。れんが積みのような模様。
いちもんじ‐がわら【一文字瓦】
軒先に用いる桟瓦(さんがわら)の一。軒先側の下端が直線になっているもの。
いちもんじ‐だな【一文字棚】
床の間のわきに一枚板で一直線に架けた棚。通り棚。→違い棚
いちもんじ‐ぶき【一文字葺き】
1 平板葺(ひらいたぶ)きの一。平板を屋根面の水平方向に一直線になるように葺く。 2 軒先を一文字瓦で葺いた屋根。
いっ‐ちょくせん【一直線】
1 一つの直線。「—上の点」 2 少しのゆがみもないこと。まっすぐ。「—に並ぶ」「—に自宅に帰る」
いっぱん‐かく【一般角】
二つの半直線が角をつくるとき、基準となる一方の半直線(始線)から他方の半直線(動径)がどれだけ回転したかの量。回転の向きによって、正・負の別をつける。
いっぽん‐さ【一本鎖】
ポリヌクレオチドやポリペプチドが直線状に連結したもの。また、その状態。「—DNA」
いとまきがた‐わいきょく【糸巻(き)型歪曲】
カメラなどの光学系に生じる歪曲収差の一。画面周辺部の直線が内側に曲がるため、方眼面を撮影すると中心部に向かって糸巻きのような形に縮む。望遠レンズに生じやすい。糸巻き型収差。→樽型歪曲
いなずま‐がた【稲妻形】
1 稲妻の形を折れ曲がった直線で図案化した模様。紋所にも用いる。 2 左右交互に曲がった形。ジグザグの形。「十四人は、詞(ことば)もなく、—に焼跡の町を縫って」〈鴎外・大塩平八郎〉
いなずま‐もよう【稲妻模様】
稲妻のように直線を折り曲げた文様。