じき‐とう【直答】
[名](スル)他人を介さずに、直接、相手に答えること。また、その場ですぐに答えること。即答。ちょくとう。「首相みずから—する」
じき‐とつ【直綴/直裰】
上衣の偏衫(へんさん)と下衣の裙子(くんす)とを直接綴(つづ)り合わせた僧衣。
じき‐とりひき【直取引】
1 仲買人を通さず、売り手と買い手とが直接行う取引。じかとりひき。 2 証券会社を通さず、売り手と買い手とが直接売買する証券取引。 3 コール市場を通さず、金融機関どうしで直接行うコール資金の取引。
じき‐どう【直堂】
禅宗の寺院で、衣鉢(いはつ)を看守する当番。
じき‐どう【直道】
仏語。 1 仏道の悟りに到達するのに最も近い道。直路(じきろ)。 2 他の力に頼らないで、直接に仏道を知ることのできる者。人間のこと。
じき‐に【直に】
[副]もう少ししたら。もうすぐ。「—追いつくよ」
じき‐にゅう【直入】
仏語。方便などの道によらないで、ただちに真実の仏果、涅槃(ねはん)に入ること。
じき‐にん【直任】
順序を経ないで、ただちに数段上の職に任ずること。「次第を経ず、—の僧都になされ」〈太平記・二五〉
ちょく‐にん【直任】
⇒じきにん(直任)
じき‐のう【直納】
[名](スル)租税・年貢その他、納めるべき金品を、人手を経ずに直接納めること。