さがり‐め【下がり目】
1 目尻の下がっている目。たれめ。⇔上がり目。 2 物事の勢いが衰える傾向にあること。下がり口。「彼の評判はこのところ—だ」「生糸相場は—だ」⇔上がり目。
先(さき)が見(み)・える
1 将来の状況の予想がつく。「どうせ—・えている人生だ」 2 将来を見通すことができる。「株式相場の—・えない」
さきもの‐かわせ【先物為替】
あらかじめ外貨の種類、金額、為替相場、受渡時期などの取引条件を決めておく外国為替。期間は通常6か月以内。→直物(じきもの)為替
さき‐ゆき【先行き】
1 今後の成り行き。将来の見通し。ゆくすえ。さきいき。「このままでは—が不安だ」「財政の—は明るい」 2 取引で、今後の相場の進行状態。さきいき。
さくいてき‐そうばけいせい【作為的相場形成】
株式市場において実勢を反映しない相場を作為的に形成する取引行為。相場操縦と異なり、他人の取引を誘引する目的がなくても不正行為とされる。自身が保有している有価証券の価格を大量の買い注文で決算期末に...
さげ【下げ】
1 下げること。位置などを低くすること。⇔上げ。 2 相場が安くなること。下落。「六〇円の—」⇔上げ。 3 落語のおち。 4 日本音楽で、低い音に進む節。謡曲の2音以上が連続して下がる部分など。...
さげ‐あし【下げ足】
相場が下降していくこと。⇔上げ足。
さげ‐しぶ・る【下げ渋る】
[動ラ五(四)]下がり続けていた相場の勢いが弱まり、価格が落ち着く。また、下がりそうな状況であるのに相場は下がらない。「ここに来て—・るIT株」「原料安なのに市場価格は—・る」
さげ‐どまり【下げ止まり】
[名](スル)相場や価格などの下落が止まること。「短期金利の—」⇔高止まり。
さげ‐どま・る【下げ止まる】
[動ラ五(四)]相場や価格などの下落が止まる。「勤労者の所得が—・る」