そうたいてき‐じょうよかち【相対的剰余価値】
剰余価値の一形態。総労働時間が変わらない場合、生産方法の発展・改良などによって必要労働時間が短縮され、その結果生じた剰余労働時間が生み出す剰余価値。⇔絶対的剰余価値。
そうたいてきはくだつ‐しひょう【相対的剝奪指標】
社会の中で期待される一定水準の生活に必要と判断される、衣食住や教育・職業・健康・社会活動・制度などの項目を選定し、その充足度を指標化したもの。貧困を測定する指標の一つ。→物質的剝奪指標
そうたいてき‐ひんこん【相対的貧困】
ある国や地域社会の平均的な生活水準と比較して、所得が著しく低い状態。→絶対的貧困 →相対的貧困率
そうたいてき‐ひんこんりつ【相対的貧困率】
ある国や地域の大多数よりも貧しい相対的貧困者の全人口に占める比率。→絶対的貧困率 →貧困率 [補説]OECD(経済協力開発機構)では、等価可処分所得(世帯の可処分所得を世帯人数の平方根で割って算...
そうたい‐とくひょうりつ【相対得票率】
投票総数に占める、ある候補者や政党の得票数の割合。→絶対得票率
そうたい‐どすう【相対度数】
統計で、総度数に対する各階級の度数の割合。
そうたいどすう‐ぶんぷ【相対度数分布】
統計で、各階級における相対度数の分布。このとき、相対度数の合計は1(100パーセント)になる。
そうたい‐ねんだい【相対年代】
地層の上下関係、化石の新旧、遺物の形式などから決められた、相対的な先後関係を示す年代。→絶対年代
そうたい‐ばんち【相対番地】
コンピューターの記憶装置において、基準になる番地に対する相対的な位置関係によって表す番地。→絶対番地
そうたい‐パス【相対パス】
《relative path》コンピューターのファイルシステムにおける、ファイルの所在を指定する表記法の一。階層構造をもつファイルシステムの当該ファイルの位置を、起点となるディレクトリーから相対...