ほうてい‐そうぞく【法定相続】
被相続人が遺言を残さなかった場合に、民法の規定に基づいて、法定相続人が法廷相続分を相続すること。→遺言相続
ほうていそうぞく‐にん【法定相続人】
法律の規定によって相続人となる人。被相続人の配偶者と子、直系尊属、または兄弟姉妹。民法に規定。 [補説]配偶者は常に相続人となり、配偶者以外は子・直系尊属・兄弟姉妹の順で配偶者とともに相続人とな...
ほうてい‐そうぞくぶん【法定相続分】
法律の規定によって定められた相続分。被相続人が遺言で相続分を指定しない場合などに適用される。 [補説]相続人が子と配偶者の場合、相続分は各2分の1。配偶者と直系尊属の場合、配偶者は3分の2、直系...
ホームエクイティー‐ローン【home equity loan】
米国で、土地の評価額をできるだけ実勢価格に近づけて、固定資産税と都市計画税の税率を引き上げ、その見返りとして、住民税・相続税などの税率を引き下げ、同時に税の支払いを助けるために、不動産を担保にし...
ぼ‐けい【母系】
1 母方の血筋をたどった系統。また、その系統に属すること。⇔父系。 2 家系が母方の系統で相続されること。「—家族」⇔父系。
ぼけい‐しゃかい【母系社会】
母親の系統によって家族・血縁集団が組織されている社会。父親は子に法的権利をもたず、地位の継承や財産の相続は、母の兄弟からその甥(おい)へと伝えられる。ふつう集団の統制権は男子にあり、母権制とは異なる。
ばっし‐そうぞく【末子相続】
⇒まっしそうぞく(末子相続)
まっし‐そうぞく【末子相続】
末子が単独で財産や地位を相続すること。西日本の農漁村や中央アジア・モンゴルの遊牧民などにみられる。ばっしそうぞく。
みなし‐かぜい【見做し課税/看做し課税】
課税の公平を図るために課税対象を広げたり、納税者の事務負担を軽くするために簡便な計算方法を認めたりすること。相続税のみなし相続財産に対する課税、消費税の簡易課税制度、申告のない償却資産に対する固...
みなし‐そうぞくざいさん【見做し相続財産/看做し相続財産】
法律上は相続または遺贈によって取得したものではないが、実質的にそれと同じ経済的価値があるものとして、相続税の課税対象となる財産をいう。被相続人の死亡によって相続人が取得した生命保険金・退職金・個...