いぬがみけのいちぞく【犬神家の一族】
横溝正史の推理小説。昭和25〜26年(1950〜1951)発表。私立探偵金田一耕助が、名士の遺産相続にまつわる殺人事件の謎を解く。 を原作とする映画。市川崑監督・脚本、昭和51年(1976...
いりゅう‐ぶん【遺留分】
相続人のために法律上確保された一定割合の相続財産。被相続人の遺言の自由を制限することにはなるが、遺族の生活保障のために認められたもの。
いん‐きょ【隠居】
[名](スル) 1 官職・家業などから離れて、静かに暮らすこと。また、その人。民法旧規定では、戸主が生前に家督を相続人に譲ることをいう。「社長のポストを譲って—する」「御—さん」 2 俗世を離れ...
うずまき
(うづまき)上田敏の中編小説。明治43年(1910)発表。詩人・英文学者として知られる著者による唯一の小説。 (渦巻)渡辺霞亭による長編の家庭小説。華族の家督相続争いの中で苦難を乗り越えてい...
おいえ‐そうどう【御家騒動】
1 江戸時代、大名などの家中で、家督相続や権力争いなどから起こった紛争。加賀・伊達(だて)・黒田・鍋島(なべしま)藩などのものが有名。 2 会社・団体などの内輪もめ。内紛。
おけものがたり【桶物語】
《原題A Tale of a Tub》スウィフトの小説。1690年代後半に書かれ、1704年に刊行。カトリック・英国国教会・プロテスタントの三つ巴の争いを、親からの相続品を巡って争う3人の息子た...
オラニエ‐ナッサウ‐け【オラニエナッサウ家】
《Oranje-Nassau》オランダの王家。16世紀に、ドイツのナッサウ家が南フランスのオラニエ家を相続してからの家名。オランダ総督を輩出し、1815年の王国成立によって王家となる。名誉革命後...
かじしんぱん‐ほう【家事審判法】
家庭内の紛争や、身分法(親族・相続法)上の問題に関する審判・調停について定めている法律。昭和23年(1948)施行。平成23年(2011)、家事事件手続法の施行に伴い廃止。
かぜい‐かかく【課税価格】
課税する物件の価格。相続税における相続財産の価格、固定資産税における固定資産の価格など。
かぜい‐ちょう【課税庁】
ある税金につて、徴税の実務を行う役所。所得税・法人税・相続税などについては国税庁が、自動車税などについては都道府県の税務部署が、固定資産税や軽自動車税などについては市区町村の税務部署がこれにあたる。