はな‐みね【鼻梁】
はなすじ。眉間から鼻の先までの部分。多く、牛や馬などについていう。〈和名抄〉
は‐ぶくら【羽ぶくら】
矢につけた羽根。矢ばね。羽房(はぶさ)。「この矢、眉間のただ中を徹(とほ)りて喉(のんど)の下まで、—責めてぞ立ちたりける」〈太平記・一五〉
ひそみ【顰み/嚬み】
眉間(みけん)にしわを寄せ顔をしかめること。
び【眉】
[常用漢字] [音]ビ(漢) ミ(呉) [訓]まゆ 〈ビ〉まゆ。「眉宇・眉目/蛾眉(がび)・愁眉・焦眉・拝眉・白眉・柳眉」 〈ミ〉まゆ。「眉間(みけん)」 〈まゆ〉「眉毛・眉根」 [難読]...
びゃくごう‐そう【白毫相】
仏の三十二相の一。眉間(みけん)にあって光明を放つという長く白い巻き毛。仏像では水晶などをはめ込んだり浮き彫りにしたりして表す。眉間白毫相。
まゆ‐がしら【眉頭】
眉の、眉間(みけん)に近い部分。びとう。
みけん‐じゃく【眉間尺】
古代中国の説話中の勇士のあだ名。身長が高く、顔が大きく、両眉の間が1尺もあったところからいう。春秋時代の伍子胥(ごししょ)や、刀剣の名工干将(かんしょう)の子をいう。転じて、眉間の広いことや、その人。
みけん‐の‐ひかり【眉間の光】
仏の眉間の白毫(びゃくごう)から放つ光。
みけんびゃくごう‐そう【眉間白毫相】
仏の三十二相の一。眉間にある右巻きの白色の旋毛。光明を放つといい、仏像では水晶などをはめ込んで表す。