うし‐みつ【丑三つ】
丑の刻を四つに分けた第3にあたる時。今の午前2時から2時半ごろ。一説に、午前3時から3時半ごろ。また転じて、真夜中。深夜。「草木も眠る—時」
ご‐や【午夜】
夜の12時。真夜中。夜半。「—の時計ほがらかに鳴りて」〈鴎外・文づかひ〉
さ‐よなか【小夜中】
真夜中。よなか。「—と夜はふけぬらし雁(かり)が音の聞こゆる空を月渡る見ゆ」〈万・一七〇一〉
したいよう‐じ【視太陽時】
視太陽を基準にして定めた時刻。太陽の時角に12時を加えたもの。太陽が南中したときが12時、真夜中が零時になる。真太陽時。→平均太陽時
し‐や【子夜】
子(ね)の刻。夜の12時。真夜中。
しょう‐し【正子】
真夜中。午前零時。太陽が地平線下で子午線を通過する時刻。
しん‐や【深夜】
真夜中。よふけ。深更。「—放送」「—労働」
じょう‐げん【上弦】
新月から満月に至る間の半月(はんげつ)。太陽の90度東にあり、月の西半分が輝く。日没時に南中し、真夜中に弦を上にして沈む。上弦の月。《季 秋》⇔下弦。
と‐いい【と言い】
[連語] 1 (「…といい…といい」の形で)二つ以上の事柄を挙げて、それらのすべてを同じように評価することを示す。…も…も。…だって…だって。「色—形—すばらしい」 2 前述の事柄を受けて、さら...
ピカレスクえいゆうでん【ピカレスク英雄伝】
浅田次郎の悪漢小説。「きんぴか」シリーズの第3作。平成6年(1994)刊。のちに「真夜中の喝采」に改題。